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いわきサンシャインマラソン走ってきたよ by ハシモト
こんにちは。
(要約すると) 今回もノリで、今度はいわきサンシャインマラソンに参加したハシモトです。
経緯はこちら↓
サンシャインマラソンについてはこちら↓
いや〜、走ってきましたよ、いわきサンシャインマラソン!
天気も最高で、本当に素敵なマラソン大会でした。サポートも充実していて、初心者でも楽しく走れました。
今回ハシモトが設定したサンシャインマラソンの目標は以下の通りです。
なるべく歩かない
できたら5時間前後でゴールする
島貫さんと一緒に走る
えっ?ハシモトはちゃんと完走できたかって? 完走ができたかどうかは以下のnote内で確認してくださーい。
スタート前
さてここからはいつもどおり、写真とともにサンシャインマラソンを振り返っていきます。42km分あるので、むちゃくちゃ長いっす。
出発 AM4:15
前泊ではなく当日早朝発、ものすごく眠い…(3時起床)
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到着 AM 6:30
渋滞もなく時間通りに到着。
時間があまったので、前日編集長におすすめされた本をaudibleで聴いて精神統一(薬剤師✕陶芸は正解かもと思う)。
当日の天気は?
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島貫さんと合流
島貫さん(会喜グループいわきの社長)は毎年エントリーしていて何度も完走しているそう。今年は膝を痛めたため出場をためらっていたが、ハシモトが来るので無理をして途中まで付き合って走ってくれるとのこと(頼もしい!)
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何度も参加経験のある島貫さんからは事前にいろいろアドバイスをいただきました。
・スタート地点付近のトイレは混むから、スタート前にトイレを済ますか、水分摂取を控えておくこと
・擦れるところ(股の下、脇の下、くびあたり)にワセリンを塗っておくこと
・30km前後から浜風が強くなるので、防寒としてビニール服(ゴミ袋でも可)を携帯しておくこと
そんな中ででこんなやり取りがありました。
ハシモト
無事完走が一番面白くないので、なにか奇跡が起こる事を祈っています
島貫さん
ドMっすね
今思えば猛烈なフラグを立ててしまいました!
スタート前の光景
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このあと一緒に走ってくれるらしい
ランナーズハイ編
島貫さんのアドバイスによると前半は飛ばさない方がいいとのことで、スローペースでスタート。
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おしゃべりができるくらいのペースでラン。仕事のことや、プライベートのことなどいろいろ話していたらあっという間に10km通過。
サプライズ
なんと、第一関門先の坂の頂上付近に島貫さんの奥さまと娘さんがプラカードを持って応援してくれているではないですか!
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このプラカードをみた時点で、このレースに参加した元は取った気になりました。 私も中2、小5の息子にダメ元でいわきに行かないと聞いたところ、無下に断られた事を思い出し、涙で視界がぼやけました(あたたかい家族って素敵)。
10kmまでといってた島貫さんも「ここから海岸沿いを走るので海をバックに写真撮りましょう。もう少し付き合いますよ!」とのことで、10km以降も一緒に走り、写真や動画を撮ってくれました。
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しばらく島貫さんと並走していましたが、すこし島貫さんが遅れてきたので、5時間切りを目指している私はLINEで以下のように伝えて、先に行くことにしました。
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足取りも軽く、これは初出場でいいタイムだせるかも?なんて考えていました(今思えばこれがランナーズハイとも知らず、ペースをあげたのが後の地獄の始まり)
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ゾンビ編
ここからは楽しいマラソンから一気に変わって、地獄のゾンビ編です。
それは突然やってきた
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20kmを超えた後の急な上り坂を登りきったところで、足がパンパンになって痛みがでてきました。
なんか嫌な予感…
こんな中間地点で痙攣なんか起こしたらリカバリー難しいよな。
すこしペースを落として走ろう
1キロ7分ペースから7分30秒に落として走っても足の痛みがきえません。
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当初の目的の「歩かない」を早々に破り、しばらく足の負担にならないように歩くことにしました。数分歩いて、走り出したところ今度は足に激痛がはしり、痙攣してしまいました。
とうとう28km付近で痛くて走れなくなって路肩に座り込んでしまいました。
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こ、これはヤバイ…
のこり14km、歩いたら絶対に間に合わない。
そもそも足が痛すぎて歩くもの辛い。
もはやこれまで.…
冒頭の島貫さんとのLINEのやりとりを思い出しました。。
「無事完走が一番面白くないので、なにか奇跡が起こる事をいのっています」
もう足も痛くて走れないので棄権して、社内報も「足が痙攣してダメでした、来年こそは!」で、それなりに書けそう。寒いし、痛いし、早くお家に帰りたい。
棄権しようと島貫さんにこんなLINEを入力していたところ、
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島貫さん登場!
私が事情をはなすと、島貫さんは「何いってんっすか?これからですよ、マラソンは!」とリタイアする気で満々の私に向かって言い切りました。
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島貫さんは私の足をマッサージしてくれて、私が持参していた飲み薬(ロキソニン、芍薬甘草湯)を飲むようにすすめてくれました。
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飲んだところですぐによくならないので、先にいって欲しいとお願いし、島貫さんは走り去っていきました。
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この時点で残り14km、残り1時間(本当は2時間なのに、頭が朦朧としてわけわからなくなっていた)、間に合うはずもないので、とりあえず行けるところまで歩いて行こう。
マラソンは30kmから
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28km~32kmはほぼ走ることができず、とぼとぼ歩いていました。来年のためにどこまで行けるか、とりあえず前を目指し歩き続けました。
島貫さんからはレース前にこんな話を聞いていました。
30km以降は工業団地に入るので、応援もすくなくて、みんな足にきているから、ぞろぞろ歩いているんですよ。その光景がまるで町を彷徨くゾンビみたいなんですよ。
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ゾンビから回復編
このまま歩いていても完走なんてできないので、そろそろ回収されるかなぁ…なんて思っていたら、沿道からこんな声が聞こえてきました
あと15分で関門閉まるよ!まだ間に合うよ!走って、走ってぇ!!!
その声を聞いて、周りのゾンビたちは急に息を吹き返して、走りだしました。私もその勢いに押されて走り出したところ、非常にゆっくりですが、走れる事がわかりました(ロキソニン、芍薬甘草湯 、すげぇ)。
なんとか関門までと走っていると、折り返してきた島貫さんとハイタッチ!
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閉鎖時間4分前になんとか関門を突破しました。そのとき気づきました、のこり7km弱で1時間。
もしかして、間に合うんじゃねぇ?
動き出した足は再度とまったら、二度と走り出せそうにありません。もうどうなってもいいので(明日休みだし)、がむしゃらに足を前に前に運んで行きました。まさにフォレスト・ガンプ状態!
脳みそと体の関係を断ち切って、とりあえず何も考えず一歩一歩進んでいきます。
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最後に
この記事で伝えたい事は、人間諦めなければなんとかなる!ということではありません。島貫さんありがとう!!!です。
本当に島貫さんがいなければ、30kmでリタイアして、今頃は悔しい思いをしていたと思います。
事前に注意事項を教えてくれたり、社内報用の写真を撮ってくれたり、ご家族も応援にきてくれたり、帰りにはなんとお土産をいただいたりと、ほんと何から何まで感謝です。※この御恩は決して忘れません!
おじさんフルマラソンは要注意
とはいえ、40過ぎたおじさんがハーフを楽に走れるようになったから、フルマラソンも簡単にいくと思ったら大間違いでした。ハーフとフルマラソンはまったく別もので、フルマラソン用の練習をしっかりできなかったのが、今回30km前で足が止まった原因だと思います。
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来年はしっかり42.195km走る体を作って、再度サンシャインマラソンに臨みたいと思います。島貫さん、また一緒に走ってくださーい!
ちょっとした奇跡
島貫さんと離れてからは、自分で作ったプレイリストを聞きながら走っていたのですが、最後ゴール直前にかかってきたのはなんとこの曲
まるで自分がゾンビになることを予想していたのか…
おまけ
サンシャインマラソンはエイドステーション(数キロおきに水分や食べ物を提供してくれる場所)の食べ物がとても充実していました。
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この他にも、じゃんがら、かまぼこ、クリームパンなど(疲れて写真撮れなかった)、後半の枯渇したエネルギーを補給するために、いわき名産の食べ物が並んでおりとても元気がでました。エイドフードを楽しみに走るというのもマラソンの醍醐味かもしれませんね。
この記事を読んで来年サンシャインマラソンに参加したいと思った方、是非ハシモトまでご連絡くださーい(いるかな?)。来年一緒に走りましょう、さちえさーん!