見出し画像

マワレ!三重県メディカルリンク研修記・前編

みなさん、こんにちは。
株式会社メディカルリンクさんへマワレ中のけやき薬局の岩沢です。

実は、上着を1枚も持ってこなかった私。思っていたより寒い、どうしよう…と思っていましたが、2週目に入り気温が上がってきて過ごしやすい毎日を過ごしています。

気付いたらマワレの半分があっという間に終わりましたので、研修の途中報告をしていきたいと思います。


移動日


11月4日(月)の朝、祐樹さん古宮さん平賀さん、そして両親に見送られて会津若松駅を出発。

涙を流しながら見送ってくれました!(笑)

みなさんから激励の言葉や愛が詰まったお手紙(平賀さんへ「愛をください」とお願いしました)、大好きなゆで卵などのお心遣いをいただきました。

事前にリョータさニノからもがんばってきてねと激励とお心遣いをいただいたり、他店舗スタッフの先輩方からも激励のお言葉や連絡をいただき、不安が軽減されて「自分にできることをやってこよう」と前向きな気持ちになれました。本当にありがとうございます。

乗り換えに不安がありましたが、田舎者として堂々と上を見ながら歩き、無事、名古屋まで到着。お昼時間をいただいていたので、名古屋駅で味噌煮込みうどんを食べました。熱々で、白シャツに飛びませんようにと願いながらすすりました。

やけどするほど熱かったです

そこから特急列車に乗り換え、松阪駅へ。その日は気温が高かったことと、緊張が入り混じり汗だくな私。そして、松阪駅に降り立ってから緊張がピークに!

松坂牛にご挨拶(撮影:楢井社長

株式会社メディカルリンクの楢井社長がお忙しい中、駅からお世話になるゲストハウスまで送迎してくださりました。本当にありがとうございます。

その日は、マワレ中お世話になるゲストハウス隣りにある楢井会長のご自宅で、おいしいご飯とお酒をご馳走になりました。三重県のことを色々教えていただきました。

出勤日初日


楢井会長から「一緒に行こう」と誘っていただき、健やか薬局 中川店へ。初日の午前中はオリエンテーションということで、株式会社メディカルリンクについてお話を伺いました。

パーパスは、『お薬だけではなく「健康に生きる」ということをお届けする。』こと。

パーパス(Purpose)とは?
「パーパス(Purpose)」は、一般に「目的、意図」と訳される言葉です。近年では、経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多く、その場合は企業や組織、個人が何のために存在するのか、すなわち「存在意義」のことを意味します。

日本の人事部 パーパス

その為に、フォローアップに力を入れていたり、処方箋がなくても入りやすい薬局にすることを大切にしていました。

薬局に併設した「みんなのカフェ」も、薬局のカフェというよりも、スターバックスと同じように、たまたまカフェに入ったら、隣が薬局で、薬剤師と管理栄養士と出会えてお話しができ、健康と繋がれる。新しくできた店舗の待合室はカフェっぽい温かい雰囲気のようでした。

健やか薬局中川店と「みんなのカフェ」:三重県松阪市嬉野中川新町2丁目17

また当社も大切にしている「地域密着型」で、薬局主催のものや地域のイベントにも積極的に参加をして、出前講座は年間50件以上の実施があるそうです。

勤務店舗は、健やか薬局 うれしの店

初日の午後からは、健やか薬局うれしの店でさっそく流れや事務作業を教えていただきました。

おもてなしの精神がすごい…

自己紹介後に「ようこそ」と歓迎のくす玉も用意していただき、緊張も少しほぐれました。うれしかったです。ありがとうございます。

マワレ 1週目


薬局の流れを掴むこと、患者さんとの信頼関係の築き方、接客の仕方を学ぶ、患者さんとの対話を増やすことを目標に行動してきました。

うれしの店薬剤師の尾崎先生やPCの小松さんの接客を見て、気になることがあったら聞くようにしていました。

PC:ファーマシーキャスト(調剤事務)

https://note.com/mie_link/n/nbf7ed29f12cb

健やか薬局 うれしの店で学んだこと

処方箋がなくても入りやすい、相談しやすい薬局にするために、普段からの信頼関係の構築や雰囲気作りを大切にしていました。傾聴・共感を意識した会話、プラスαな一言等、改めて大切にして継続していきたいと思います。

また、まずはその患者さんひとり一人を想う気持ち、「心配すること」が大切で、そこから行動が生まれるとお話を伺いました。

栄養相談も「1回アドバイスした後にどうだったか、できているのか」等その患者さんのことを想うことで、ひとり一人にあったフォローアップができ、継続にも繋がっていくのかなと思いました。

さらに患者さんの生活背景を知ることも大切だと感じました。投薬中にどこのデイサービスにどれくらい通っているか、ケアマネはいるのか、介護タクシーの方にも聞いてみたりして、服薬に不安がある方はご本人同意の上、実際に訪問して生活の状況をみているそうです。

他職種の方々とも繋がりが深いようで、患者さんがふらっと薬局に寄ってくれて体調報告だけをしにきてくれたり、施設やヘルパーさんからも状況報告の連絡をいただけるようです。名付けて「全自動フォローアップ」と呼んでいるそう。

生活背景も知っていると、同じ質問でも聞き方や声かけが変わってくると感じました。

管理栄養士 溝口さんからの栄養相談の講義を受けて

「病院の先生の指示のもと栄養相談をする」を大切にしていました。患者さんから直接薬局に栄養相談の要望があっても、患者さんからかかりつけのクリニックはどこかを伺って、先生に電話をします。

「◯◯さん、薬局で栄養相談を希望されているのですが、なにか注意することはありますか?」

薬局側から問い合わせをして、指示をもらうそうです。

患者さんからの情報だけで、部分的に話を聞いてアドバイスしてしまえば、ズレが生じる可能性もあるかもしれませんし、とても良い取り組みだと感じ、勉強になりました。

また質の高い栄養相談、それに対しての対価を頂くためには、必要栄養量やPFCバランスの基本的な計算方法をしっかり頭に入れて、詳しい食事の聞き取りからその場でエネルギーや塩分量の算出がすぐできるように、普段から書籍や、食品表示を見る習慣をつけていきたいと思います。

さらに常に医療の世界は進化しているのと同じで、管理栄養士として、学会や勉強会への積極的な参加をして新しい情報を入れることを心がけて、既存の作成した栄養資料も更新や見直しが必要だと感じました。

イベントにも参加

1週目の終わり、「ミニマルシェ」というイベントのベジチェックを担当させていただき、総勢40名のお客さんとお話ができました。このイベントがきっかけで、少しずつではありますが積極的にお話しにいけるようになってきたかと思います。

お揃いのTシャツも頂き、とても楽しかったです

メディカルリンクの管理栄養士溝口さんや石飛さん、うれしの店の管理薬剤師の尾崎先生(&リモートでリョータさん)から、大幅にズレないように、日々成長できるように、問いかけてもらいながら振り返りも行なっています。

マワレ 2週目


「患者さんとの対話を増やすために自ら声掛けを行う」については、まだまだ積極的にいけてないので、機会を作って来週も引き続き意識していきます。

そのために以下3つのことを皆様と協力しながら取り組み中です。

  • 自己紹介をしながら食事や日常に関する会話を広げる

  • 会話のきっかけになるように名札を作成する(出身地をいれるなど)

  • 握力測定を使用してフレイルのお話をする

※帰りが遅い日など、会長と奥様から「大丈夫?」とお気遣いを頂くこともあり、とても嬉しく心温まりました。本当にありがとうございます。

後半に向けて


残り約半月、お世話になります。
自分には何ができるかを考え、会津で積み重ねてきたこと、この半月でメディカルリンクさんで学んだことを活かして頑張るぞー!!

この記事が参加している募集