クリキカツヒロのトリセツ
みなさん、こんにちは!
みずき薬局で、来年の薬剤師国家試験に向けて研修中のクリキ カツヒロと申します。
さて、みなさんは前回のリョータさんのメン活をお読みいただけたでしょうか?
最後の謎の登場人物は、何を隠そうこの私です!!(シーン)
恥ずかしながら…こう見えて人見知りですので、この自己紹介を機にイジっていただけますと幸いです。(そして、出力調整ミスで滑っていたら、遠慮なく突っ込んでください!)
会喜地域薬局グループを知ったきっかけ
…ずばり!
タカハシリョータさんとの出会いがきっかけです(会津若松出身なのにすみません)。
リョータさんとの出会い
新型コロナウイルス感染症の流行真っ盛りの大学4年生の春。とあるオンラインイベントで出会いました。
当時は「都会に憧れる夢見る青年」だったので、就職先に会津という地を全く考えておりませんでした(すみません!!)。しかしながら、せっかくのご縁なので色々お話ししてみたいと思い、店舗見学に連れて行っていただきました(お世話になりました!!)。
その際、移動中の車内でリョータさんから聞かれた一言が、今でも忘れられません。
この一言が、私の人生を変える大きな問だったのです。
当時、周りと比べて何も優れていなかったことを卑下していた私にとってはあまりにも難しい問でした…。
と、取り繕うことに精一杯で、心の根底にあるものを深く考えていなかったからです。
たどり着いた答え
言葉にするために時間がかかりましたが、行き着いた答えは『こども』というキーワードでした。
小児医療に携わりたい
私は、薬剤師になれた暁には「小児医療」に携わりたいと考えています。
薬剤師になろうと医療業界を目指したのも、小児医療を志したのも、私の母からファロー四徴症について教えてもらったことがきっかけでした。
ファロー四徴症とは
みなさんはファロー四徴症という難病をご存じでしょうか? 文字通り、4つの特徴を持つ心疾患なのですが、これはチアノーゼを伴う先天性心疾患の中では最も頻度が高いのだそうです。
この病気を知ることになったのは、私の実兄です。兄はファロー四徴症に肺動脈閉鎖を伴った「極型ファロー四徴症」といわれる心臓の持ち主でした。
兄との別れを知る
兄は私が生まれる前に他界していますが、兄が亡くなったその時の話を母が話してくれました。
この話を初めて聞いた小学生の時には、数日間「死」という漠然とした恐怖に怯えて眠ることができませんでした。 目を閉じた次の瞬間にはどこか遠くに行ってしまっているのではないかと…。
小児医療への興味
兄が亡くなったのは二十数年も前のことです。医療技術的にも、体の成長的にも、まだまだ手術ができる状況ではなかったのです。
自分が医療従事者になって、新生児医療の発展に貢献し、「助けられたかもしれない命」を「助けられる命」にしたいと思ったのが小児医療に興味を持つきっかけでした。
「切って手術できないなら、お薬で治せばいいじゃないか!」という発想から、薬学部への入学を決めました。
この出来事が私が「こども」というキーワードを意識する理由です。
そして就職へ
そして、(再び申し訳ありません!!)国家試験前には全く違う企業から内定を頂いていました。将来、地元の地域医療に貢献するために、一旦県外に出て修行したいと考えていたからです。
国試惨敗…
第109回薬剤師国家試験を受験しましたが、結果は惨敗。
今年は薬剤師になることは出来ませんでした。内定を頂いていた企業へもご迷惑をおかけし、熟考の末、内定を辞退するという形にさせていただきました。
リョータさんとの再会
国家試験の不合格が確定し落ち込んでいた頃、リョータさんにご連絡をして、再び壁打ちをする機会をいただきました。自分の想いや言葉をアウトプットして自分の在り方について再認識でき、「これからどうするか」改めて考えることにしました。
また、翌週にはひのき薬局の見学にも連れて行ってもらいました。見学の最中、2階にあるフリースペースで遊んでいるこどもたちを見て感じた思いがあります。
また、学生時代にヤクミラボや薬学生アワードなどの活動をしていたご縁で、繋がりのあったマワレの企業のみなさまも会喜への入社を後押ししてくださいました。
しかし、私は国家試験浪人生の身。これからが本当の勝負です!
まとめ
まだ何者でもない私ですが、必ず来年は国家試験に合格して、将来的に地域のこどもたちとそのご家族、さらには会津というふるさとの医療を支える薬剤師になりたいと思っています。
まず今年1年がんばりますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
おまけ
現在はみずき薬局で、ハシモトさんから国試シゴキを受けています。
この国試シゴキ(愛のムチ?)を乗り越えて、来年は必ず国家試験に合格します!