シライサチエのトリセツ
残暑が厳しい9月。
「おつかれ」と気の抜けた声は、どこか心を許し合った雰囲気を感じさせるシライ(29)だ。彼女と私は2014年入社の同期。今日は2人しか知らない素顔、そして私しか知らない秘密を、紐解いていく。
シライサチエとの出会いあれは、2014年の3月。
けやき薬局の前でどきどきしていた私の前に現れたのがシライサチエでした。スーツを着ていたので、すぐに同期だと気が付きました。しかし、安心したのは束の間、シライサチエは全然緊張しておらず、先輩にも気軽に挨拶をし、なんなら