2023年度最優秀クレド実践賞の受賞者にインタビューしたよ
みなさん、こんにちは。
ひのき薬局の佐藤です。
年度表彰の受賞インタビュー3回目(最終回)は、年間最優秀クレド実践賞、最優秀クレド報告賞の受賞のおふたりにインタビューしていきます!
最優秀事例
「シン・ひのきでイベントができるよう包括へ交渉してくれた」
行ったことがなかった管理栄養士から地域包括へ営業活動を行うことで、以下のような実績を作ることができたそうです。
最優秀クレド実践賞
🥇 五十嵐 琴恵さん (ひのき薬局 管理栄養士)
最優秀クレド報告賞
🥇 石川 航太さん (ひのき薬局 管理薬剤師)
インタビュー
まずは、最優秀クレド実践賞の琴恵さんへのインタビュー
受賞の感想を教えてください。
🥇 琴恵さん
自分が選ばれるとは思っていなかったので、びっくりしていますが素直にうれしいです。
実際に行動に移した時の意識や心境はどうでしたか?
🥇 琴恵さん
去年から「朴さん道場」で管理栄養士の認知度を上げよう、外部とのつながりを広げようという意識があった中での行動でした。もともと地域や外部施設へ管理栄養士の営業をしたいとは思っていましたが、どのように進めていけばいいのか、どのような情報を相手が求めていて、どうすれば提供できるかに不安がありました。
研修の中で、売り込みの仕方や仕事の進め方について聞く機会があり、以前よりも強く意識するようになりマネできるところをマネしてやってみようと思い、実際に行動に移してみました。
実際にはどのような影響がありましたか?
🥇 琴恵さん
外部からの講演会の依頼や、担当者会議への参加のお誘いがありました。薬剤師さんにお話があったものに同行することはありましたが、直接そのようなお話があったのは初めてでした。
講演会の予定も何件か入っていますし、実際にひのき薬局での講演会も予定しています。
これからどのようなことをしていきたいですか?
🥇 琴恵さん
今回最優秀クレド実践賞として選んでもらった事例は、もともと関係性のあった事業所への事でしたが、今後はそれ以外の事業所へも活動の範囲を広めていきたいです。
居宅療養管理指導をしている方の個人宅への同行も実際に行ってみることで薬局でお話しするだけではなかなか分からない部分も見えてくるので、より踏み込んだアドバイスに繋がると思っています。相手に合わせた具体的なお話もよりしやすくなるので在宅での食事のサポートもさらに増やしていけたらいいなと思います。
続いて、最優秀クレド報告賞の石川さんへのインタビュー
今回のクレポを書いた時はどう思っていましたか?
🥇 石川さん
純粋に良いなと思ったから書きました。薬剤師でも包括の役職者に対して直接交渉をすることは、なかなかハードルが高いことだと思うんですよね。
以前から管理栄養士の認知度を上げることに悩んでいる姿を見ていたので、それに対して継続的にアクションを起こしている姿はとても素敵だと感じました。
上手くいかないこともあったと思いますが、ブレずにずっと活動している姿が素敵だと感じていますし、一緒に仕事をしていてもクレポで報告したチャレンジの前後で、ものすごく行動が変わったと思っています。
この事例のどんなところが良いと思いましたか?
🥇 石川さん
今まで薬局の管理栄養士の活動は、単発の活動が多く、点がなかなか線にならず苦労していましたが、だんだん線で繋がるようになってきたと感じています。
事例に書いた包括への交渉の席に同席しましたが、相手からの反応もよく、その後、施設や訪問介護等からも講演会の話や栄養指導の話も増えてきていると感じています。
また、包括の会議に参加した時にも、「五十嵐さんの講演会がとても良かった」と包括のスタッフから言われたことがあり、口コミも広がっているんだと実感しているところです。
その他にも、料理教室や講演会の依頼先も増えてきているように思います。結果だけでなく、悔しい思いをした過程も見てきているので、徐々に形になっているのは純粋に嬉しいですよね。
「朴さん道場」の前後での行動の変化などは見られましたか?
🥇 石川さん
研修することによって、少しずつレベルアップしているのは感じていました。今まであまり来ていなかった講演会やオレンジカフェへの依頼が、今では当たり前のように来るようになっているのがその証拠だと思います。
また、講演会などの仕事も他の管理栄養士に徐々にタスクシフトしていくことで、自分だけでなく他の管理栄養士も更にスキルアップできるように目を向けているのも良いですよね。
その意識や姿勢が、チーム管理栄養士を強くしているのだと日々感じています。実際に「薬剤師よりも身近な管理栄養士に講話をしてほしい」という声もいただくようになりました。