相談役と食事に行ってみた話
みなさま、お久しぶりです。アンザイです。
あいき創業話シリーズは読みましたか?まだ読んでいない方は是非vol.1から読み進めてみてください。
いそがしそう過ぎて読んだだけで血尿がでそうでした
先日のことですが1月に中途入社した薬剤師3人に相談役からお誘いただきまして、食事会が開催となりました。
食事会の時間は、3時間くらいだったでしょうか。おもしろい話の連発で、あっという間に時間がすぎていきました。
相談役は熱い漢ですので、半分くらいは刺激的すぎて表に出せなさそうな話題でしたが… 、表に出せそうな話の中でも、数字にまつわるエピソードが多数聞けたので、ちょっとご紹介しようと思います。
【1/10,000の戦い】
相談役曰く、創業30年後に残っている会社というのは、10,000社に数社あるかないかと言われているそうです。会喜は4月28日に「25+3周年式典」を開催予定です。ただ闇雲に商売をしているだけでは、約30年生き残る会社にはなれなかったはずです。
いかにして1/10,000の会社となったのか…それは「7つの習慣に基づいて会社を作っているからだ」と相談役は言います。
7つの習慣の中でも、第2の習慣が大切だと言われているそうですね。
相談役は10年後、20年後、30年後に売上○○億、従業員○○人etc,etc…(むずかしくて血尿出そう…)という具体的な目標を立てて、会社のかじ取りを行ってきたと言います。
そういえば、業務中に相談役がポロリと呟いた言葉があります。
激動の創業期を乗り越え、戦略的に会社を大きくし、二代目へ社長のバトンを渡した漢の背中には哀愁さえ感じさせる漢の色気がありました。
相談役をはじめ先輩たちが力を尽くして会社を育て、店舗を増やしてくれたおかげで、この会津地域で発行される処方箋の10%程度は会喜が受け取っていると教わりました。それだけの数の患者さんのお世話をさせていただけることは誇らしいことですし、これからもこのサービスを守っていかなければいけないと思う次第です。
【1つを大切にすること】
これは相談役が幼い頃のエピソードです。相談役のお父さんは南会津の山奥(旧南郷村)で農家をして暮らしていました。
あくまでアンザイの想像になりますが、山奥という限られた環境で信念を持って丁寧に育ててきた大切な畑です。きっと南会津の大自然に調和するような綺麗で立派な畑だったのでしょう。
一つを大切にすること、人として筋を通すこと…お父さんは畑作りを通して相談役へ教えたかったのだと思います。
すこし話がそれるかもしれませんが、、
相談役は奈緒子さんへのノロケも語ってくれました。
時代は大学時代へさかのぼります。相談役の同級生だった奈緒子さんは、実習班での気配りも細やかで、実習終了後はみんなのフラスコを洗ってあげる心配りのある女性だったそうです。
その時、相談役の心は動いたようです。
学生時代から苦楽を共にした相談役と奈緒子さんは、いまでも並んで投薬台に立ちます。一つの愛を大切にする気持ちが相談役と奈緒子さんの心にはあります。それはきっとお父さんから受け継いだ道徳なんだと思います。
【二者択一の決断をする勇気】
日頃働いていて感じるのは、相談役がタッグを組んだクリニックは今でも人気が廃れないという点です。 医薬分業によって院外処方が増えていった当時、タッグを組もうと打診してくる医師はたくさんいたそうですが、相談役はきっぱり断ることも多かったそうです。
目先の利益に流されずに、自分の信念と合致した腕の良い医師としか組まなかったそうで、お断りした医師から激怒されたこともあるそうです。それでも自身の選択を信じて、Noと言える勇気もすごいですよね。
勇気ある決断が積み重なって、どのクリニックも会喜も安定して経営を続けられているのは素晴らしいことですし、地域の医療にとっても大きな貢献であると考えます。相談役の選球眼が凄すぎます。
複数店舗のメリット
複数店舗が安定して稼働していることのメリットを感じる場面があります。それぞれの店舗の担当診療科がうまくバラけているので、多岐に渡る薬品を流動在庫として組織内に持つことが出来ます。眼科や小児科の門前もあるため、目薬や小児用細粒などの在庫もバリエーション豊かです。PC上でどの店舗にどのくらい在庫があるかも即座に確認出来ます。
おかげさまで、患者さんをあまりお待たせしないで薬の手配が付きますし、働くスタッフ側の心理的余裕も違います。
【おまけ】
真面目そうな相談役ですが、愛読書は漫画『キングダム』でして、店舗スタッフの間では、相談役は麃公将軍に似ていると話題です。
相談役にどんどんキングダムの話題を振ってあげてくださいね!
では。