【読む、あしたの薬局】 時系列でふり返る出演後記 ~オーディション編~
お疲れさまでございます。「今日の広報」のタカハシです!(今月はメン活ではなく、寄稿という形で投稿します)
「読む、あしたの薬局」と題し、過日出演させていただいた「あしたの薬局」のタカハシ出演回を、オープン社内報で振り返っていきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。
急遽決まったオーディションへの参加
2023年7月30日。まさに厳暑。東京駅からの地下道を抜け一歩外に出ると、東京のするどい日差しが寝不足の体に突き刺さります。
この日は朝から福島→東京へ移動。上京の目的はあしたの薬局の第2回オーディションへの参加です。
オーディションに参加できるのは薬剤師だけだと思っていましたが、非薬剤師でも問題ないということ、また周りからの勧めもあり、急遽オーディション参加を決意しました(1週間前に動画出演契約書にサイン)。
第1回 オーディション含め、薬剤師かつ経営者ではないのはタカハシだけらしく初のケースに。
にもかかわらず…想いが漠然としており、上手く言語化できず準備不足と言われても仕方がない状態でした。
タカハシが伝えたかった想い
① 地方の薬局における広報・PRの必要性
地域包括ケアシステムの実行の為にも、薬剤師の地域偏在の是正が必要(だと思う)
地方の人口が減っている上、薬剤師の従事先には地域偏在があります。また、大手薬局チェーン等と地方地場企業の採用競争力の差が大きいこともあり、地方の薬局の薬剤師の採用難がここ10数年変わらず続いているのが現況です。
発信を続けていくことで目に触れる機会も増え、地方の薬局や薬剤師の活動に興味持ってくださる人がでてくるのではないだろうか?
また、よい人材に巡り合う可能性も上がるのではないか?
と考えました(地方での薬剤師採用は応募人数が少ないからこそ、当該エリア外の人材にも目を向けていただくことが重要になってきます)。
② 知られていないこと≒存在していないこと
地域・地域住民、薬局・薬剤師界隈からの認知の獲得
存在が知られないと、そもそも選択肢にすら入らない。つまり、自分たちを知ってもらうということが重要だと考えています。
情報やモノが溢れる現在、自分から発信していかなければ、いくら素敵な活動や取り組み、素晴らしい商品やサービスでも埋もれてしまう
薬局サービスで考えても、「薬剤師が何をしていて、薬局でどんなことをしてもらえるのか?」という点をより患者さんに理解してもらわないと(伝わらないと)頼ってもらえないのではないか
その為にも、まず「自分たちを知ってもらうこと」や「興味を持ってもらうこと」が、地域に暮らす人たちとの良好な関係構築は欠かせないと考えていました。
③ 薬局×事務(非薬剤師)の可能性はもっとある
「薬剤師の仕事って、ちゃんとカッコいい」
新卒から15年間、現場で事務としても働いてきて感じている本音です。
私が入社した時代と比べ、マネージャー職以外にも、薬剤師を支える在宅医療を担当するスタッフや調剤補助スタッフであったり、リクルート関連の仕事をしている事務スタッフも増えてきているようです。
ただ、もっと自分たちの仕事に対して自信を持ち、活躍できる場を自ら広げる機会を作っていけるのでは…とも感じていました。
ほとんどの薬局事務スタッフの仕事=従来通りの仕事のみで、大きな変化はないのではないか
応募→採用の時点から望んでいない(ロールモデルも提示できていない)のではないか
おこがましいことは十分承知の上で、今回タカハシが出演することによって、薬局×事務(非薬剤師)のキャリアの在り方にも一石投じることができるのではないか?と考えました。
会場のある六本木へ
なんとこの日の朝、オープン社内報の編集長でもある東原さんが東京駅までお迎えに来てくださいました。
相変わらず素敵な笑顔共に、力強い言葉と熱い握手。身が引き締まります。
会場入り
東原さんに教えていただいたお店 ↓↓ で一緒に力飯を食し、いざ会場へ。会場の雰囲気を掴みたく、予定より2時間前に入りました。
ここでトラブル?が…
プロジェクターを使えると思っていた(お願いしたはず?だった)が…使えないことが判明。前日AM3時までの準備が水の泡に。配布資料はお渡ししていたものの、どうするタカハシ…。
取り急ぎ、サイドテーブルを準備してもらい、PCを操作しながら発表をすることに。その後、舞台裏へ移動し待機します。
ちなみに、タカハシの前の発表者は
めちゃめちゃ盛り上がっている。どうやらマッチングしたらしい…。1人目の方に続き2人連続でのマッチングは目出度いですが、この流れに乗ることができるのか…という無意味な不安感から、この場から逃げ出したくなっていました。
いざ、勝負の舞台へ
GOサインが出て、舞台裏から入場。挨拶し着席すると、目の前にはあの狭間社長と黒木社長が。一気に緊張感が高まってきます。
(佐孝さんの動画にもあった通り)珍しい名字が武器に…という話が聴こえていたので、タカハシも!
社長陣はピクリとも動かず。発表前から自分をより追い込んでしまった。どんだけドMなんだと。
(MCの川野社長が拾ってくださったこと、小原社長が笑顔で受け止めてくださったことに心から感謝! ※詳しくは動画をご覧ください)
自爆した動揺もあり、本来であれば着席→起立してプレゼンとなるはずが、立つことを忘れプレゼンを始めていました。
あの時の心境
動画では割愛されていますが、質疑応答の時間は倍以上。
また、「ダメっすかね?」と言い返した?ところがありましたが、舐められないよう、気持ちが折れないよう、もはやケンカ腰のような状態でした。
そんなタカハシに追い打ちをかけるように、扇柳社長の鋭い質問が刺さる。楢井社長に深堀られる。いっぱいいっぱいで質問の意図が捉えられず、止まらぬ汗に支離滅裂な回答。そして、最後の最後に日和る。
終わった…完全に準備不足。ただ想いの大枠を一方的に伝えただけで、伝わるレベルまで言語化ができていませんでした。
オーディション結果は…
最終報告の際に「応援」の札を挙げていただいた理由を知ることになるのは、また別のお話。
帰り道は遠回りして
帰りも東原さんに送っていただけることに。
都内をドライブし、東京駅へ。無事終わったことの安堵からかこの日の記憶はほぼありませんが、東原さんからたくさんのあたたかい言葉をいただいたことは覚えています。
本当にありがとうございました。
さて、ここからがスタート
あらためて、この6つの問いに対してスッと答えられているか、向き合っていかなければと感じています(遅い)。
あとは、諦めないで続けること。プレッシャーに打ち勝つメンタルを作りも…大切ですよね。
次回予告
来週水曜日は、こちらの回についてまとめていきます。お楽しみに!