南会津のアロマ「一十八日」に行ってきた
くすのき薬局西若松店の村田、みずき薬局の渡部です。
7/18オープンの シン・ひのき薬局(あと1ヶ月…‼︎)。
相談役から「シン・ひのきに南会津のアロマを置きたい!」とリクエストがあり、南会津にあるアロマの会社「一十八日(読み:じゅうはちにち) 」さんのお店に行ってきました。
南会津のアロマとは?
かつて盛んだった南会津の林業を支援し、地域に貢献する持続可能な循環型の精油生産モデルを目指し、「活用されていない植物や破棄物から精油を抽出する」という取り組みを行っている会社さん。
10年前、杉の下に生える「黒文字(クロモジ)」という低木から精油作りをスタートし、南会津産の「黒文字(クロモジ)」「ニオイコブシ」「杉」の香りを中心に、日本全国で作られた香りを取り扱っています。
今回、お話をうかがったのはマネージャーの小平智子さん。とても柔和な雰囲気の素敵な方でした。
お忙しいなか快くお迎えいただき、緊張気味の私たちの気持ちをほぐすように色々とお話してくださいました。
スタッフの方が淹れてくださったブレンドハーブティーで一息つき、店内のディスプレイや商品など見たり、香りを嗅いだり興味津々の私たち。
一十八日さんでは、会津の耕作放棄地などを活用しハーブを育て、香り(精油)を作る『会津香りプロジェクト』というプロジェクトも行っており、『和精油』を新しい森林活用の一つと考え、新たな価値を産み出すことによって地域の活性化につなげているそうです。
自分たちでオリジナルの香りを作りたいという企業とのコラボレーションもされているそうです。
実際に香りをおためし
まずはこちらの3種類。こちらは南会津産で、華やかな香りのクロモジは人気も高いそうです。クロモジは高級爪楊枝の材料としても有名ですね。
次にブレンド精油。こちらの精油は香りがブレンドされているので、アロマ初心者の方でも取り入れやすい香りです。
すべて『和精油』ということで、和を感じさせる箱のデザインとネーミングが素敵。「森に吹くかぜ」は杉の香りにライムが入っていることで、木だけではない、爽やかさを感じさせる香りだったのが印象的でした。
ほかにも様々な香りの精油があり、「ヒノキ」や「柚子」「檸檬」といった馴染みのあるものから「紫蘇」や「薄荷」といった珍しい香りのものまでありました。
おしゃれなディフューザーたち
店内には香りを楽しむための商品も販売されていました。
1番人気は「ラッテダロマ」
こちらは木の質感を活かしたディフューザー。上部の帽子のようになっている部分は「どんぐり」という取り外し可能で、ここに精油を垂らすことで手軽に香りを楽しむことができます。
お手軽なお風呂の木
こちらは「ひば」で作られたディフューザー「お風呂の木」。花びらの部分が取り外し可能で、お風呂に浮かばせて使うことができます。
おすすめはクロモジウォーター
人気のクロモジを使った商品は精油以外にも。
中でもおすすめしたいのは芳香蒸留水で作られたクロモジウォーターです。
「芳香蒸留水」とは、精油を蒸留する際に一緒に出てくる水分のことで、一十八日さんではこれをスプレーにして販売しています。気軽にシュッとするだけで良い香りに包まれ、簡単に使えるのでおすすめです。お肌にも優しく、化粧水代わりとして使っても大丈夫だそうです。
小平さんもお使いということで、お肌がとてもきれいでした。しっとりしますよ!
見学してみて
今回、一十八日さんのお店にお邪魔してまず驚いたのは、香りの種類の多さでした。「クロモジ」や「ニオイコブシ」は初めて聞く名前でしたし、「紫蘇」がアロマになると聞いてびっくりしました。
アロマと聞くと、あまり馴染みのない人もいるかもしれませんが、地元会津でアロマオイルが作られているということに驚いたのと、地元の林業や農家の方と一体となって地域活性につなげている点が素敵だなと感じました。
興味はあるけど、何を買ったらいいか、どう使ったらいいか・・・
そんな方にもおすすめなものから、こだわりのある方も満足できる商品が揃っていました。自然豊かな会津地方の樹木や植物が『和精油』として、私達の生活を豊かにしてくれるなんて嬉しいですよね。
親近感もわいて、使うのがますます楽しみになりそうです。素敵なアロマは、木のぬくもりを感じるシンひのきにぴったりではないでしょうか?
以上、南会津アロマ見学記でした!
※編集長追記※
▼私も買いました〜!