次世代薬局EXPO@東京に行ってきたよ
みなさんこんにちは、東原です。
さてさて、10月9日(水)に「第7回メディカルジャパン」内の「次世代薬局EXPO」にお邪魔してきましたので、レポートしたいと思います。しっかりついてきてください。
600社以上が出展し、20,000名が来場されたそうです。半端ない…
なぜ行ったのか
さかのぼること9月某日のオープン社内報の編集部ミーティング、「あ〜10月のネタどうしましょ〜〜〜」と毎度のごとく東原が頭を悩ませていたところ、ああそういえば次世代薬局EXPOにうちの会社(福利厚生のアレです)のブース出展を見据えた視察に行くんだったなあと思い出し、雑談レベルで「馬場さん、10月は次世代薬局EXPOを見に行く用事があるんですよね」とお伝えしたところ、
「じゃあついでに東原さんの名刺を作るので、入場券もうちの名前で発行してもらっていいので、なんかネタにしてきてください」
とのことで記事化させていただくことが決定しました。尚、ミーティングが終わった数時間後には名刺を発注いただいておりました。このスピード感、リスペクトしかありません…
ちなみに、今回かなりカジュアルに名刺を発注いただきましたが、私が経営者の立場だったらただの外部の人間に名刺を発行することってまあまあ嫌なんですよね。「しっかり自覚を今後もやっていけよ」という馬場さんの漢気を感じるとともに、この名刺をきっかけに会喜地域薬局グループのみなさんの一つひとつの記事を多くの人にお届けさせていただけるよう、魂を込めて名刺交換していきたいなと思いました。
さて当日
10月9日(水)、お昼過ぎに会場に到着しました。
全然本編とは関係ありませんが、たまたまUbie(ユビー)という会社の知人と会場で会うことになり、2人で一緒にブースを見学することになりました。
ちなみにみなさんはUbieという会社をご存知でしょうか?最近Googleから資金調達をされたりと非常に注目されている医療系スタートアップ企業でして、病院やクリニック向けのAI問診ツールや、患者さん向けの症状チェッカーなど多様なサービスを展開されているとてもイけてる会社です。
ちなみに彼は私がメドレーという会社で働いていたときのインターン生です。今は社内外問わずヘルスケア界隈でとても活躍されているそうで、この日もたくさんのことを勉強させてもらいました。優秀な後輩…、もっと私もがんばらないと…
1. 目に止まったおもしろそうなサービス3選
実は編集部ミーティングでは「東原が見つけた会喜さんに薦めたいサービスXX選」というお題で視察をさせていただく流れだったのですが、ご存知の通り私は薬剤師でも医療従事者でもなんでもなく、ただの営業マンなので当然「会喜さんに薦めたい」というような目利きができるわけもないので、勝手にググッとハードルを下げて「目に止まったおもしろそうなサービス3選」ということでゆるくお届けできればと思います。
ひとつめ「中日販売株式会社の調剤棚」
まずはこちら。
*さらに偶然ですが、麻布十番調剤薬局などを展開される株式会社コンフィードの中澤社長(星薬科大学→GSKでトップMR→起業)も合流されて一緒に回らせていただいておりました。
で、こちらの調剤棚ですが一般的な調剤棚にスライド式の「ユニット」というものが装着されており、このユニットが左右にガラガラ〜っとなめらかにスライドでき、デッドスペースを有効活用できるというイけてる商品らしいです。
というコピーもシンプルでいいですね。調剤室が狭い店舗などにはこういうアイディアは良いのですかね?一緒に伺った中澤社長も「これは買いですね」とのことで目がキラキラとされておりました。
でも会喜さんは調剤室が広めな店舗が多そう?な印象ですので、デッドスペース活用は喫緊の課題ではないのかも?
ちなみにXでも話題になっていました。
わたなべさんのレポートが私の5億倍わかりやすいのでご覧になってください。笑
ふたつめ「メディカルユアーズロボティクスのリードル・ファシス」
お次はこちら。
いわゆる「ロボット薬局」さんですね。界隈で話題になることが多く、X上でも渡部代表の知名度ととても高いと思います。実は私、某カケハシ時代に大阪の西梅田にある梅田薬局さんに伺ったことがあり、薬局の内装はもちろん整った最新のシステム、そしてホスピタリティが素晴らしいスタッフさんに感動した記憶が印象強く残っています。
私は最近の薬局業界の最新システムやトレンドを正確にキャッチアップできていないため踏み込んだコメントは当然できないのですが、おそらくこういった先進的なシステムの社会実装はコスト的にもそれ以外にも大きな障壁はあると思うのですが、私が薬局業界向けに営業活動をさせていただいていた2017年くらいから粘り強く開発を続け(ホームページに2017年から技術開発をはじめたと書いていた)、システムが超高単価が故に(おそらくしっかりとしたROIで試算するとお買い得なはず?)直接的な購買ではなく認知獲得のためにこういったEXPOにもコツコツとご出展され(しかもかなり良い場所)、啓蒙活動を続けられる企業としての姿勢に感動しました。
なんというか、これは薬局業界に関わらずですが、日々の業務に対するチェンジって誰でもいやだと思うんですよね。私の業界で言うと、使っているパソコンがWindowsからMacに変わったり、チャットツールがChatWorkからSlackに変わったり、グループウェアがMicrosoftからGoogleに変わったり。そういうところで転職先を狭めたりするレベルで、普段の行動様式をチェンジすることって私たちの意思決定において重要な部分を占めてしまっていると思います(ここではネガティブな意味で)。
一方で、「視座を上げる」という表現を使ったりもしますが、人類の進化を前に進めたり、新しい未来を作るための本質的な部分はそういうチェンジを乗り越えた部分、コンフォートゾーンを超えた先にしかないような気がしており、このプロダクトからは渡部社長の情熱や使命感を私レベルの立ち位置からも感じることができます。
渡部社長とは直接お話しをさせていただいたことはありませんが、いつかお会いさせていただきたいと思っている方のお一人です。
みっつめ「2社しか出展していな福利厚生サービス」
最後はすいません、いつもの芸風で申し訳ありませんが、自社に絡ませた話をさせてください(本当にすいません)。
上で話したように、今回は「福利厚生サービスとして出展するに値する展示会かどうか」の視察も兼ねていたのですが、なんと福利厚生系のサービスで出展している会社は2社だけでした。
おいしそう…
一方で勇気を出してお話しを聞いてみたところ、
とのことでしたので、医療業界が全導入企業様の中でもNo.2の当社サービスとは相性がよさそう?と思いました。これは私個人の意見ですが、「集患・マーケティングフェア」「デンタル・口腔フェア」「医師の”働き方改革”フェア」のようにエリアを区切って出展しているゾーンも見受けられたため、「福利厚生フェア」と銘打って医療機関さんと相性がよさそうな数社にお声がけをして出展してみるのもアリだなあと思いました。企業さんごとにベストな福利厚生はさまざまなので、5-6社くらいで肩を組んで出展できると来場者の方に喜んでもらえそうだなと思いました。
以上、今回は次世代薬局EXPOでのレポートでした!また会いましょう!