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2023年度クレド特別賞受賞者にインタビューしたよ

みなさん、こんにちは。
ひのき薬局の佐藤大夢です(佐藤もひろむも2名づついるんですよね)。

2023年度(選考期間はR5.7~R6.6)のクレド特別賞、最優秀事例、最多報告賞、最多被報告賞が決定しました。3回に分けてそれぞれの受賞者の方にインタビューしていきたいと思います。

クレド年度表彰
年度MVPを表彰する社内制度です。以下の5つの賞で表彰しています。

 ・最優秀実践賞(ベストプレーをした人)
 ・最優秀報告賞(ベストプレーを報告した人)
 ・最多報告賞(たくさん報告書を書いた人)
 ・最多被報告賞(たくさん報告書に書かれた人)
 ・クレド特別賞(その他、表彰すべき事例があれば)

賞金として、それぞれの賞の受賞者に対して賞与が支給されます。

うははははは!

初回は、クレド特別賞の山口さんにインタビューしてきました!


クレド特別賞

宅配クック123の利用者様の報・連・相について


山口 里江さん(ひのき薬局 ひのき図書館館長)

Notionで事例は閲覧可能です

選定理由

ひのき薬局で居宅療養管理指導に入っている利用者様のご自宅へ、森之風(当グループの配食サービス)の弁当を届けに訪問した際に、利用者の体調変化を市役所と薬局へ連携して、副作用の早期発見に繋がった点を評価。薬局⇔配食サービスの連携強化は現在挑戦中の課題であり、望ましい対応であるため特別賞としました。

配食サービスには薬局のスタッフもヘルプで行っているんです。

補足です。

インタビュー


まずは受賞おめでとうございます。

山口さん
選んでいただきありがとうございます! なんだか緊張しますね。

背筋ピシッと!

その時はどんな思いで行動に移しましたか?

山口さん
訪問時にお話しする中で、冷蔵庫に甘いジュースが多く入っていたり、自分で買ってきた食べ物を食べることも多く、配食のお弁当が食べきれなかったことも何度かあり、利用者さんの持病のこともあり以前から気にしていた利用者さんでした。

お弁当を食べきれていなかったことで、「食後に飲む必要がある薬を服用しても良いか」と確認をよくされていたので、心配だったのもあります。

私が普段勤務するひのき薬局で居宅療養管理指導を行っている方で、普段からお薬の管理をしているため、薬局へ体調についての相談もしやすく安心感がありました。以前にも薬局へ連絡はしたことは何度かありましたが、今までとは違ってふらつきも見られたので、心配になって薬局に連絡しました。

森之風業務は基本的には1人での業務ですが、
何か意識していることはありますか?

山口さん
よくお話される利用者さんだと、セカンドオピニオンの話や病院の話などをしています。利用者さんからも「話を聞いてもらって良かった」と言ってもらえています。あまり長時間滞在することはできないので限られた時間の中で、お弁当を届けるだけでなくプラスアルファの声掛けをすることを心掛けています。

1軒、1軒手渡しで

セルフレポートでは書ききれなかったけど、
ほかにも伝えたいことはありますか?

山口さん
会津若松市からの委託されている見守り付きの行政配食のため、森之風スタッフだけでなく、市役所の担当の方へも都度報告をしています。宅配時の利用者さんとの会話から、体調の変化や体の動き、呂律が回っているかどうか、普段と違った様子がないかを気をつけて見て、気になる時は報告するようにしています。

自分の中だけで終わらせずに、市役所への連絡、スタッフ同士で共有することで、常に利用者さんに寄り添った対応ができるのではないかと思っています。slackなどもあるので、「まぁ良いか」で済ませずに、小さなことでも細かく共有していきたいなと思いました。

配達前の最終チェック

(森之風株式会社で運営する)宅配クック123にお願いしたいという方も多いと思うので、家族やケアマネージャーさんの期待にこたえたいですね。100%はできないけど、今回の賞に選んで頂いて、小さいことの積み重ねが大事なんだなと改めて感じました。

報告については、やりとりだけして安心してなかなか次の行動に繋げられない現状があるため、みんなで共有して取り組めるような環境を作れれば良いなと思っています。

そのほか何か頑張ったことはありますか?

山口さん
以前に似た様な事例があって、市役所→ケアマネージャーと連絡する手はずになっていたんですが、その時は上手く共有することができませんでした。

その時の失敗を踏まえて(当たり前のことかもしれませんけど)一歩踏み込んで私から各所に連絡できたことが今回の事例に繋がったと思います。

一歩踏み込んでの提案も

森之風(宅配クック123)の業務紹介

会津若松地区の低栄養の予防と見回りを目的として(株)シニアライフクリエイトと会喜地域薬局グループ(森之風)がFC契約を結び2018年1月より運営しています。

1日2回(昼・夕食)の配食を行い、その際に「+1分間のおせっかいサービス」として利用者さんの体調・服薬状況の確認の「ちょっとしたお手伝い」をし、お弁当を届けるだけでなく見回りも一緒に実施しています。


インタビューアーより

山口さんありがとうございました。相手に寄り添った対応は薬局の業務でも多く挙げられていますが、山口さんらしい行動だったのかなと思いました。おめでとうございます!!

この山口さんの「セルフレポート(クレドセルフィ)」は、2023年度から始まった新しい報告制度で、居宅療養管理指導での訪問の際や、森之風での配送業務の際など一人で行う業務でも、一歩踏み込んだ行動を共有できるようにとスタートしましたが、今回の事例が初めてのセルフレポートからの表彰となりました。

自分自身のことを報告することに対して、どうしてもハードルが高いと感じてしまう方もいるようですが、ぜひ各店舗のクレドチャージを巻き込んでトライしてみてほしいですね。

各店舗のクレドチャージもサポートお願いします!!


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