ひのき図書館1年を振り返って
こんにちは。
ひのき図書館 館長の山口です。
昨年、5/12に立ち上がったひのき図書館運営チームですが、1年を迎えることができました。また、7/18にはひのき図書館も1周年を迎えます。
少しずつ形にはなってきましたが、まだまだみなさんにご報告できていないところもありますので、今回のnoteでふり返りながらお伝えできたらなと思います。どうぞお付き合いください。
1. 運営ミーティングと地域との関わり
地域の方に利用していただきたい、地域の方のご協力がなくては成り立たない…、そんな想いもあり、小学校や幼稚園などに出向いてポスターを貼らせていただきました。
もちろん姉妹店にも掲示して、そちらから連絡がきたりもしました。息子の学校では「あっ!館長っ!」と声をかけてもらいました。
図書館運営ミーティング
そんなこんなでお集まりいただいている図書館運営チームでのミーティングも定期開催中です。つい先日の6/15には7回目のミーティングを行い、5名の方にお越しいただきました。
地域との関わり
また、会津短大の学生さんの参加もあり、「ひのき図書館運営に向けての提案をさせてほしい」と心強い意見も沢山いただく事ができました。(今年の
4月就職して、会津を去ってしまったんですよ~)
こちらは、3/27の福島民報新聞で取り上げていただきました。
ミーティングの会を重ねることにより、ひのき図書館の貸出方法も含め、全体的なルールを考えたりもしました。
また、同じ地域内にある私設図書館「やまぼうし」さんのご協力もあり、お子さん向けの本も沢山増えました。ひのき薬局から歩いて5分くらいなのでぜひ行ってみてくださいね。
現在は、二か月に一度季節感ある本の貸し出しと入れ替えをご協力いただいています。
2. イベントやってみたよ
①クリスマスの飾りつけ
11月末になると、クリスマスがあることに気付いた私。強行突破でクリスマスの飾り付けに挑戦することを考えました(ほぼ思い付きで行動)。
イベントは、子供達数名や親子の方が来館してくださり、楽しそうにオーナメントの飾り付けを楽しんでくれていました。
②本の読み聞かせ
今年の3/29には、春休みイベント「生演奏付き 朗読劇」を開催しました。
ゲストに アグリーダックス さんをお迎えし、平日にもかかわらず1歳~80歳超の幅広い年齢層から50人以上の方にご来館いただき、大盛況でした!
ちなみにこちらの朗読劇は、たのしいお話3本の他にオカリナやバイオリンの生演奏付き!ひのき薬局・ひのき図書館の木造建築の良い所で、音の響きがとても良かったようです。
また、企画を考えていますのでご案内したいと思います。
3. ひのき図書館の現在とこれから
毎日夕方になると小、中学生達が数名来館します。笑い声や話し声が響き、2階の床を走る音が心地よいとも感じます。本棚の前に立ち「どんな本があるのかな」と本を選ぶ学生や地域の方、フリースペースで団欒する親子の姿も目立つようになりました。
ひのき図書館がニュースや新聞に取り上げていただいたときに本を寄贈してくださる方が大変多く、冒頭にあげたスタッフの推し本を含めると590冊以上になります。
蔵書はリブライズという、蔵書管理や貸出管理ができるwebサービスから見れますので、ぜひご覧ください。
会員の方も増え、現在70名の方が登録してくださっています。
2024年1月~5月で集計すると月平均27~28冊の貸出があることが確認できました。ほぼ毎日1人の方が1冊はご利用くださっているということですね。
思ったより沢山の方が、利用してくださっていることに感激しています。今後は「夏休みに向けての本」の増刷や、棚を整理しもっと沢山の利用者の方が楽しみ、親しみやすい雰囲気作りを目指していきたいと思います。
また、地域の方の利用も大歓迎です。最近では、ひのき薬局隣にある包括の方と地域の民生員さんとの集まりや、地域で会報誌を作成している方の会議、ママとお子さんのサロンなどにも利用していただいています。
冒頭にもお話させていただきましたが、ひのき図書館は地域の方と作り上げる図書館です。
沢山の方が、顔と顔を合わせちょっとした会話が生まれ、笑い声が聞こえてくる明るい図書館にしたいと考えていますので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください。