「いい文章」を書きたい
東原です。
今回のテーマは、「なにを考えてオープン社内報を添削しているのか」です。
オープン社内報プロジェクトは「まだ世間に知られていないけど広めていきたい会喜さんの可能性」を世に広めるメディアで、やりがいを感じながらお手伝いをさせていただいています。
ただ、「違和感」をすこしでもを感じさせてしまう文章になっているだけで記事途中で「離脱」されてしまったり、ワクワクした気持ちで読み進めていただけなくなってしまいます。
ほとんどがシンプルなポイントがなのですが、添削の際に「ひとりでも多くの方に読んでいただく」ために工夫していることをまとめました。文章を書く際の参考にしていただけるとうれしいです(独学ですので参考程度に…)。
表記ユレをなくす
たとえば「薬局」と「調剤薬局」という単語が何度も出てくる際はどちらかに表記をあわせた方がいいですね。「会津若松市」「会津若松」や「馬場さん」「馬場社長」みたいな。表記ユレがなくなるだけで、文章がグッと読みやすくなります。
数字はすべて半角で揃える
「3」と「3」のように半角と全角の混同も読者にストレスを与える大きな要因です。だいたいの文章では「半角」に揃えることが多いですね。ぜひ意識してみてください。
「文章のかたまり」は3文までルール
noteでは「文章のかたまり」ごとに大きくスペースが空きますよね。この「かたまり」1つに対し、文章は多くても3文までがおすすめです。4文以上になると途端に目が追いつかなくなります(私だけ?)。
「キャプション」は短く&口語表現で
「キャプション=写真のひとこと欄」で、本文がカッチリ系である時ほどキャプションは口語表現がおすすめです。口語表現を使うことで文章全体にメリハリが生まれます。最後まで読んでいただく気配りのひとつですね。
読者が初めてふれる単語は「」をつける
なかなか便利なテクニックなのですが、読者が初めてふれるような単語に「」をつけるだけで「お、新しく出てくる単語なんだな〜」という印象を持っていただくことができます。読者の「置き去り感」が一気にやわらぎますよ。
ひらがなをうまく使ってやわらかい印象に
メールなどでも「宜しくお願い致します」より「よろしくお願いいたします」の方がやさしい印象を受けますよね。もちろん、TPOによって使い分けが大切ですが「平仮名→ひらがな」「優しさ→やさしさ」「無くす→なくす」など、意外と効果が大きいためおすすめです(このnoteも意識して書いています)。
PCではなくスマホで読まれることを意識する
noteはほとんどの方がスマホで見ます。「パソコンで見たときにいい感じに表示されるように改行をしたのに、スマホで見たらまじで見にくかった…」みたいなことって結構ありますよね。この場合、改行を多用しなくとも「文章のかたまりは3文までルール」と併用すると読みやすくなりますので、ぜひ意識してみてください。
最後に、どうして「いい文章」を書く必要があるのか
「いい文章」を書くための研鑽は「コミュニケーションの本質」です。一生懸命に読者のことを想像し、読者が読みたくなるような文章か考える。せっかくのすばらしい内容が「誤まった編集」を理由に読まれないのはすごく機会損失ですよね。
この知識は「Slack」のメッセージにも活用いただけますので、どれかおひとつトライしてみていただけるとうれしいです。「会喜さんらしさ」のあふれるテキストコミュニケーションを意識して、気持ちよいカルチャーを築いていきましょう。今日もお疲れさまでした。