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SmartHRのタレントマネジメント機能をとりあえず使ってみた

みなさん、こんにちは。
けやき薬局の馬場(き)です。

給与配布年末調整雇用契約などの文書配布やその他諸々の申請などに利用しているSmartHRが、タレントマネジメント領域にサービス範囲を広げていて、便利そうな機能の契約追加をしましたので、まとめてみます。

スタッフのみなさんが何かしらは使うシステムなので、ぜひ読んでみてくださいね(私も触ってみたばかりで良くわかっていないけど)。


SmartHR 人事評価


コチラはすでに2022年から現在も活用中なので割愛します(以下は去年の記事なので内容がちょっと古くなった・・・?)。

現在は、テンプレートの取り込みや他のワークスペースへのコピーができるようになっており、運用面の負荷はだいぶ減ったように感じます。

SmartHR 採用管理


SmartHRで新しくリリースされたアプリで、採用管理→入社した人をそのままSmartHRに登録できるのが売りのようです(工数削減!)。

企業にとって採用は必要な活動で、当社では高橋亮太さんがメインで行っていました。亮太さんも40歳を目前に控え、他のスタッフへ一部仕事を割り振っていこうと決まりましたので、管理システムを使うことにしました。

おさらい:当社の採用管理上の課題

ざっくりですけど、以下が明確な課題です。

  • どういった職種に対して、どういった背景の人が、いつ応募していただいたかが管理できていない

  • 応募者、選考落ち、採用者などのデータを把握しきれない

  • 応募者の紙の履歴書などの保管に困る

  • 採用・選考担当の亮太さんが不在となったときはどうしてよいか困る

採用管理機能でできること

採用管理機能では、採用の候補者管理とファイル管理、メモの共有ができるようです。また、採用になった場合に採用管理機能からSmartHRへ直接登録ができるそうで、作業の軽減が期待されます。

一覧表示
履歴書や作文などのファイル管理とメモが入れられます

【最新】こうやって運用してみよう計画

亮太さんと以下を考慮して考えてみましたので、共有してみます。

  • 採用に関わる人数が増える

  • SmartHRの採用管理を現状の機能で効果的に使う

① エントリーがあったらBYARDバイアードでストリームを立ち上げる(人ごと)

BYARDで採用ストリーム作成!

BYARDのストリームに沿って説明会→選考案内まで行う

③ 選考の希望がある場合は、SmartHRの採用管理に登録する

SmartHR採用管理に入れるメモのテンプレートもBYARDに用意
メモにテンプレートを貼れば、担当者が複数でも同じ運用が可能?

④ 採用になった場合は、採用管理→SmartHRへ登録を行う

採用チームのキックオフは8月

7/11に採用サポートメンバーの募集を社内のslackで行ったところ、ありがたいことに6名(各職種2名ずつ)の手上げをいただきました!(大感謝)

社内で公募してみました!

8月にレクチャーなどを行って、新しい仕組みの運用を開始していくと聞いていますので、活用していただけると嬉しいです。

社内の研修情報のところに動画もあげているよ。

SmartHR スキル管理


去年から使えるようになっていたのですけど、私が機能と活用の把握が出来ず、うまく使えていませんでした(いきなりやろうとしても取っつきずらいかもしれない)。

他の機能を使うにあたり、改めてちゃんと使おうと思ってSmartHR schoolを利用して勉強し直し、、出来るところから情報登録をしてみました。

ヘルプページが充実

移行方法が書いてあったり、基本的な設定方法があったり、どう使ったらよいか?もschoolの方にあったりと、SmartHRは機能解説が充実しています。

ミニマムで使ってみればよいかと思って早速、移行できそうなものを移行してみようと思いました。

移行!

実際に移行するのをやってみました。

マスターデータを適当に作成します

① 既存のデータからcsvファイルをダウンロード
従業員リストから表示項目を選んでダウンロードします。

オレンジ枠は、SmartHRに画像保管が無かったので探します。。

ファイル一括操作で該当ファイルをダウンロード

一括ダウンロード!

③ csvを編集してインポート
証明書のファイルの添付を必須にしているとファイル名を指定されてアップロードするよう求められます。

ファイルがない人が一覧にいると先に進めなくなるので注意だよ!

④ 資格のファイル名を書換し、紐づけ

ファイルの名前を手作業で修正!(ダウンロード時に変更できると良いのに・・・)
こんな感じにアップロードできます。

⑤ 登録完了!
どんな資格やスキルを持っているのかを一覧表示で確認できます。

クレドスターでいつ昇格したかを分かるようにしておいたよ!

スキル管理機能で管理できるもの

以下の4点が管理できるようですので、おいおいヒアリングしながら管理項目を拡充していこうと思います。

  • スキル

  • 資格

  • 研修

  • 経歴

入社以前の経歴も管理できるので、今までのキャリアを把握しながらスキルを推測するなんてことも行えるかもしれないですね。

現在のパフォーマンス以外に過去の経験を把握できるって良いかも?

SmartHR キャリア台帳


スキル管理をちゃんと使おうと思ったきっかけが、こちら。

SmartHRの各アプリでそれぞれ管理している情報を一覧表示できるようになるという、管理側に嬉しいサービスです。

みなさんも自分の情報だけは見れるようにしてあるので、見てみてね。

スキル管理も表示できます

さきほど触れたスキル管理で入力したスキルも、評価などの情報と一緒にまとめて表示することができます。

一覧表示できると視認性が上がりますね!

どんなスキルやキャリアを持っていて、現在どのくらいのパフォーマンスを発揮しているスタッフが、どの部署にどういった風に偏在しているのか?が分かると、組織運営とみなさんのキャリアアップに活かせるかもしれませんね!

まとめ


ミーハーなので「新機能を早速使ってみよう!」と思って契約してみたものの、田舎のド素人経営者の私にはスキル管理も何も良く分からなかったので、Perplexityパープレキシティ 先生に質問してみました。

スタッフのスキル管理が重要視される背景には、技術進化や労働力人口の減少、競争力の維持といった要因があります。スキル管理を通じて、スキルギャップの特定と解消、適材適所の人材配置、人材育成とキャリアパスの明確化、公平な人事評価が実現され、企業の競争力と生産性が向上します。これらの取り組みは、企業が未来のビジネス環境に適応し、持続的な成長を遂げるために不可欠です。

Perplexity:最近、スタッフのスキル管理が重要だと言われるのはなぜ?背景も踏まえて教えて。

技術的に高度化して就労人口が減っていく社会では、効率的な経営をしていかないといけないし、人的側面からスキルアップできないところは就労者側から評価されないよということみたいですね。 田舎ではより専門職(薬剤師や管理栄養士)も事務スタッフも今後たぶん採用が難しくなっていくので、取り組んでいく必要性に納得しました。

Perplexityの回答の出典にもなっていた、SmartHR Magがとてもよくまとまっていたので、ぜひ読んでね。

やっぱり「人的資本経営」がキーワードらしい

ここ数年でよく耳にする「人的資本経営」というワードが、スキル管理などの取り組みの根底にあるようです。

人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。

経済産業省:人的資本経営

人材を資本として捉える⇒現状把握としてのスキル管理⇒人的資本の価値向上としてのスキルアップ・研修・資格取得、というのは確かに理解のしやすい流れですね。 自社でどう運用するかはなかなか悩ましいところではありますけど、ミニマムなところから徐々にやっていきたいと思います。

スキル管理機能についてより詳しく知りたい方は、以下の公式のコラムを読むのも良いと思いますので、ぜひ。

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