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在宅がんばるぞ!@在宅推進委員会発足

どうも、みずき薬局の橋本です。
今回も私は燃えています!といいたいところですが、若干燃え尽きていました、すみません...

先月末に2年続いた ぱくさんの在宅研修 が一区切りし、その後、1週間で社内勉強会を3つ連続で担当したところ、あしたのジョーみたいになってしまいました。

真っ白に…(途中BYARDの鈴木さんと楽しく宴会もしたしね)

しかし、いつまでも真っ白になっていてはいけないのです。

先日の店長会議でもお話しましたが、この度「在宅推進委員会 」(名前は仮です)を発足します!  そのために動きだします。


そもそも在宅推進委員会ってなに?

各店舗1名程度メンバーを選出して、月1回または2回あつまり、会喜の在宅医療を前に前にすすめていく取り組みをする委員会です。

いまのところそれくらいしか決まってません...

月1回開催で2年間続いた「ぱくさん在宅研修」を、ぱくさんがいなくてもできるようにしたいと思っています。

ぱくさんが灯してくれた在宅の炎を消さないように頑張ります!

なにをするの?

やりたいこと大きく3つあります。

1. 在宅スキルアップ勉強会

ぱくさんの在宅研修を2年うけたからといっても、まだまだ教えてもらったことができるようになってはいません。1人で学ぶには限界がありますし、一緒に学ぶことでより高みを目指せるようになるはずです。

ぱくさんからは目安になる習得度を作ってもらいました。

◆習得度
レベル1→知らない用語が多く、質問の意味が理解できない
レベル2→どのような情報を調べればよいかを知っている
     (知恵袋、参考図書、メーカーに聞く)
レベル3→情報を調べ、必要な知識を理解している
レベル4→商品の選定や入荷方法など取り扱いができる 
レベル5→症例を経験したことがある
レベル6→緊張しないでサービスを提供することができる
レベル7→トラブルがあった時に解決まで導くことができる
レベル8→他職種がどのように関わっているか理解できる
レベル9→他職種に必要な事を依頼することができる
レベル10→出来ない人におしえて、できるようにすることができる
     (他店舗、他職種、研修会講師)

ラダーがあった方が学びやすいよね。

この習得度を使って、各分野(無菌調剤、経管栄養、緩和ケア、認知症など)の現在の習得度を把握して、今後の目標を設定したいと思います。 直近では、病院薬剤師出身のアンザイさん(↓)から無菌調剤の勉強会をやってもらおうと思っています。

2. 在宅関連のPDCAサイクルを回す

Smart相談室体験記の記事でも書きましたが、何事も「約束」しないと後まわしになりがちです。

今後のアクションプランをみんなの前で「約束」し、期日までに実行する。

それを繰り返す事で成長し続けることができると思います。

ぱくさん研修時代に行っていた、多職種との関係性向上の取り組みも継続して行っていきたいと思ってます。 小児在宅、薬局管理栄養士の居宅療養管理指導への取り組みも進めていきたいですよね。

3. 在宅研修

月に1回程度在宅研修日を設けて、希望者に在宅研修を受けてもらいます。
当面はみずき薬局の個人宅や施設に私と一緒に同行してらうおうと思っています。

その際に訪問時に意識しているポイントや、ぱくさん語録(ぱくさんは数々の名言を残してくれた)の使い方をお伝えできたらと思っています。

エレガーンス!

それなので参加者募集中でーす!

在宅に興味がある、これから頑張りたい方、是非一緒に会喜の在宅活動を進めていきましょう。



とはいいつつ、「なぜ橋本はそれほど在宅にみせられているか」その理由を少しだけ書きたいと思います。

ずっと在宅がやりたかった

以前からずっと「在宅をやりたい…」と思っていました。 しかし、前職では薬剤師の人数も多くなかったので、私ひとりが「やりたい」と言っても、他の方の協力(バックアップ体制など)がないとおいそれとできるものではありませんでした。

在宅の興味のきっかけとなった川添哲嗣先生の本

縁あって会喜に転職し、2年前にみずき薬局に配属され、ようやく在宅を経験することができました。

在宅って楽しいな

在宅を経験してみての感想は、とにかく楽しいです。
薬剤師のいままでの仕事って薬を渡して終わりで(最近はフォローアップなども盛んになりそんなこともないですけど)、正直物足りなさを感じていました。

在宅に行くと患者さんのホームグラウンドに入るわけで、自然と距離が近くなります。いままで外来では話してくれなかったことも教えてくれます。 ご主人との馴れ初めや、スナックのママさん時代だった話...(なかなか外来じゃ話してくれませんよね)

出会った患者さんを幸せにできるかも

在宅で関わると、患者さんに深く関わることができるのでより本質的な介入を経験することができます。その人の思い、価値観などを考慮して、よりよい治療を多職種の方と一緒に考える機会も多いです。

外来業務の質も上がる

ぱくさんからは「在宅をやると外来業務の質も上がる」と教えてもらっていました。 最初は在宅をやることによって、外来には来れない患者さんも対応することにより、知識の幅が広がるから外来の質も上がるのかと思っていました。

そうではなくて、

医療の質 = 専門知識 ✕ 患者さんの理解

ぱくさんの考える医療の質

在宅で患者さんと関わる事により、患者さんへの理解が深まります。

そのため、医療の質が高まるとのことでした。いままでぼんやりしていた患者さんの像が、在宅を行うことにより解像度が高まるイメージです。その理解は外来の他の患者さんへの指導へも生かされます。

会津の在宅医療はまだまだこれから

都市部には在宅専門クリニックや在宅専門薬局が存在していますが、会津には今のところ(ほぼ)ありません。 会津では開業医の先生が往診したり、近くの薬局が薬を届けたりするような形で在宅医療を提供しています。

我々が支えるべき「おらが町」ですね

しかしながら、将来的には在宅医療への需要が増加することは間違いありませんし、薬局に求められる役割も増えていくでしょう。それらに対応するために、みんなと一緒にスキルアップしていく必要があると思います。

在宅医療をがんばれは地域医療に貢献できるし、薬剤師としても成長できる!

まちがいないっしょ!

ということで、熱っぽく語ってしまいましたが、まずはできる事からやっていきましょう!

今後の予定としては4月初旬にキックオフミーティングをやります。 参加したい方は是非店長、主任さんに相談して参加してみてくださいね。

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